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みすぼらしいなりの男が酒場にやってきて、飲み物を頼んだ。
バーテンダーがいった。
「だめだよ。払え ないんだろう。」
男が言った。
「そのとおり。おれは文無しだ。だけど、あんたがこれまで見たことも無い物を見せたら、一 杯飲ませてくれるかい?」
バーテンダーは、
「あんたの見せるものがきわどいものじゃなければね」
と答えた。
「ようし!」
男はコートの ポケットに手を入れると、ハムスターを取り出した。

男がハムスターをカウンターの上に置くと、ハムスターは端まで走っていって、ストゥールを伝って、部屋 を横切り、ピアノに登って、キーボードに飛び乗って、ガーシュインの曲を弾き始めた。おまけに、とても上手に。
バーテンダーは言った。
「あんたの言う通りだ。こんなのは見たことがない。あのハムスター。本当にピア ノが上手だな。」

男は飲み物を飲み干すと、もう一杯ほしいと言った。
「金を払うか、不思議なものをもう一つ出さない と、だめだね」
バーテンダーが言った。
男はまたポケットに手を入れると、カエルを取り出した。カエルをカウンターに置くと、カエルは歌い始め た。
すばらしい声で、音程も正確で、立派な歌い手だった。 酒場の向こう端にいた見知らぬ男が男に駆け寄って、
カエルの代金として300ドル払うと申し出た。
男は
「承知した」
と言った。300ドルを受け取って、カエルを渡すと、相手は酒場から大急ぎで出ていった。
バーテンダーは男に言った。
「あんた、頭がおかしいんじゃないのか?歌うカエルを300ドルで売るなん て! 何百万ドルもの値打ちがあるかもしれないのに。ばかだよ、あんた。」
「いいや」
と、男が言った。
「ハムスターは腹話術もできるのさ。」
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プロフィール
HN:
よしぞー
年齢:
51
性別:
男性
誕生日:
1973/02/20
職業:
平社員
趣味:
飲酒/睡眠/飲食
自己紹介:
〇マイペースじゃないと生きて行けません。

〇基本的にインドア派。

〇でも酒とうまい食い物の為ならどこでも行きます。

〇ルックス、知識、経済力、運動神経全てママンの体内に置き忘れて産まれてしまいました。

〇いわゆる低学歴低身長低収入高脂肪。低スペック。

〇非モテ人生まっしぐら。

〇でも楽なので修正する気ゼロ。

〇オンライン推奨。

〇来世でがんばろう。
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