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371 名前: 大人の名無しさん 投稿日: 2006/02/03(金) 14:16:22 ID:EQu6nDmx
去年のはじめ主人が死んだ。大腸がんだった。

2人の娘を残して逝ってしまった。
腫瘍が見つかってからたったの半年しか生きられなかった。
まだ36歳。これからだって言うのに。

余命を告げられてからも元気な日は子供たちとたくさん外に出た。
働き虫で子供と接するのが苦手だった彼だが、会社をやめてからはずっと子供と過ごしてくれた。
秋に北海道旅行もした。写真やビデオもたくさんとった。

しかし冬になって見る見る弱っていった。
入院を余儀なくされたが、病室のベッドで子供たちと絵を描いたり、 絵本を読んでやったり、プリキュアごっこをしてくれた。

子供たちはまだ幼稚園児だったが、父親が死んでいくということに気づいていたようだ。
その証拠に「パパはもうすぐ天国に行くんでしょ?」ってあどけなく言っていた。

「パパ痛い痛いの?○○がさすってあげる」
「パパの痛いのどうやったら飛んでいくのかなあ」

幼い手で父親のお腹なでながら困った顔をしている娘たちをみて苦笑いしていた。

「パパ大好き。ずーっと大好き。天国に行ってもずーーっと大好きなんだから」

と突然子供たちに抱きつかれ、へらへら笑いながら泣いていた。
子供たちは幼稚園が終わるとすぐに病院に行って夜まですごした。
毎日毎日話をして楽しく過ごした。

意識が無くなる前彼は言った。

「ゴメンな。でも、子供がこんなに愛しいってこと気づけてうれしいんだ」

そう。彼は幸せに死んでいった。
彼が幸せなら、遺された者も幸せ。

1年たって、やっとなんとなくそんな風に思えるようになった。
引用元:育児板拾い読み@2ch+α
http://ikuzi2pa.blog.fc2.com/blog-entry-3099.html

今でも幸せでありますように(´;ω;`)


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プロフィール
HN:
よしぞー
年齢:
51
性別:
男性
誕生日:
1973/02/20
職業:
平社員
趣味:
飲酒/睡眠/飲食
自己紹介:
〇マイペースじゃないと生きて行けません。

〇基本的にインドア派。

〇でも酒とうまい食い物の為ならどこでも行きます。

〇ルックス、知識、経済力、運動神経全てママンの体内に置き忘れて産まれてしまいました。

〇いわゆる低学歴低身長低収入高脂肪。低スペック。

〇非モテ人生まっしぐら。

〇でも楽なので修正する気ゼロ。

〇オンライン推奨。

〇来世でがんばろう。
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