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ある探検家の男が財宝を目指してけものみちを進んでいた。
しばらく歩いていると、道端に大きな看板が立っていた。「クマ出没注意!!」
なるほど、その看板はクマの爪あとらしき傷で、文字がところどころ欠けていた。
男はよほど大きなクマがいるに違いないと思い、慎重に歩みを進めた。
くねくねと曲がりくねった道をさらに200メートルほど進んだところ、また看板があった。
さっき見たものよりも一回りくらい小さいだろうか。
同じように傷があったが、なんとか文字を読むことはできた。「クマ出没注意!!」
男は身を固くした。慎重にいかねばなるまい。
不思議なことにその看板はほぼ200メートルごとに必ずあった。
さらに不思議なことに看板は先へ行くほど一回りずつ小さくなっており、書いてある文字の損傷も次第に激しさを増していた。
しかし、書いてある文字はすべて一緒だった。「クマ出没注意!!」
今しがた見た看板はほとんど判読するのに苦労するくらい傷があり、男は他に隠されたメッセージがあるのではないかと思い始めていた。財宝へのヒントになる何かが。
さらに男は進んでいった。
ひとつたりとも看板見逃さないように、また、内容に変化はないか目を凝らした。
だが、内容に変化はなかった。「クマ出没注意!!」
ただ、看板の大きさだけがどんどんと小さくなっていった。
その看板は見つけるのに苦労した。
地面からわずかに顔を出している程度で、タバコの箱ほどの大きさだった。
男は体をかがめて慎重に文面を読んだ。「ホモ出没注意!!」
しかし、その時には手遅れだった。
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〇基本的にインドア派。
〇でも酒とうまい食い物の為ならどこでも行きます。
〇ルックス、知識、経済力、運動神経全てママンの体内に置き忘れて産まれてしまいました。
〇いわゆる低学歴低身長低収入高脂肪。低スペック。
〇非モテ人生まっしぐら。
〇でも楽なので修正する気ゼロ。
〇オンライン推奨。
〇来世でがんばろう。