日刊よしぞーplus:日刊と銘打ってますが週2~3回の更新です。
とある牧場で、飼っているにわとりに有精卵を産ませて、それを売り出すことにした。
牧場主は、さっそく業者の所へ行き、とびきり元気で精力のあるおんどりを買ってきた。
「いいか。立派な有精卵を産ませてくれよ。それがおまえの仕事だ」
牧場主が話しかけるとおんどりは、
「がってんだ!!」
と言い、即座に "仕事" にとりかかった。牧場には百羽ものめんどりがいるのだが、そのおんどりは、牧場主が驚くほどの早わざで休みもせずに仕事をこなした。そして、あっという間に仕事を終えてしまった。ところが、おんどりはまだまだ物足りない様子で、なんと豚の柵を乗り越え、豚にまで仕事をしているではないか。
「やめろ、おい! 殺されちまうぞ」
牧場主の言うことも聞かずおんどりは、次は牛、更には馬にまで、一途にせっせと仕事を試みていた。やっとおとなしくなったのは、牧場じゅうの動物すべてに仕事をしたあとだった。
翌朝。牧場主が外に出てみると、おんどりは脚を宙に投げ出し、目を閉じて消えそうな呼吸をしていた。つばさはだらりと広がり、動くこともできない様子だった。近くのやぶの中からはキツネがねらっていて、空にはカラスが何羽も集まっている有様だった。
「ばかやろう。昨日、あんな無茶をするから・・・。いくらなんでもあれじゃ、身体にいいわけがない。無理にでもおれが休ませてやればよかったんだ・・・」
おんどりは目を少しだけ開けた。
「おやじさん、ちょっと黙っててくれないか。カラスとキツネがこっちに来るのを待ってんだからさ」
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HN:
よしぞー
年齢:
53
HP:
性別:
男性
誕生日:
1973/02/20
職業:
派遣社員にジョブチェンジ
趣味:
飲酒/睡眠/飲食
自己紹介:
〇マイペースじゃないと生きて行けません。
〇基本的にインドア派。
〇でも酒とうまい食い物の為ならどこでも行きます。
〇ルックス、知識、経済力、運動神経全てママンの体内に置き忘れて産まれてしまいました。
〇いわゆる低学歴低身長低収入。低スペック。
〇非モテ人生まっしぐら。
〇オンライン推奨。
〇来世でがんばろう。
〇基本的にインドア派。
〇でも酒とうまい食い物の為ならどこでも行きます。
〇ルックス、知識、経済力、運動神経全てママンの体内に置き忘れて産まれてしまいました。
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