三ノ輪のラーメン（完結）

先輩・よしぞー
「(´･ω･｀)ﾓｸﾞﾓｸﾞ」

ふと。
周囲のバイト仲間や社員さんを見渡すと…

全員
「(´･ω･｀)ﾓｸﾞﾓｸﾞ」

普段は和気藹々、おしゃべりしながら食事をするんですが…
なぜか（いや、やっぱりというか）全員


無言。


ものっそい静か。


食べ終わっても静か。

今っぽく言うなら、「テラ無言」。


みんな一様に下を向き、何かしかられてしょげている子犬のようにじっとしている。


どこの葬式会場だよ、というくらい。


っていうかむしろ読経中？みたいな。


と、最後の一人が食べ終わるのと同時に、食後の一服もせずにいっせいに立ち上がる。


　「お勘定」
どうしても
「ご馳走様とは言いたくなかった」
とは金を支払った社員さんの弁。


　「ヒイイィィイヒヒヒ」



　「Σ(￣Д￣;)店員かよ！」



…何かの間違いかと思い、しばらく待つも誰もいない。
どうやら本当にこの精神（以下自主規制）が従業員だったのです。

伝票に書かれている、あまりといえばあまりな金額を支払って、そそくさと全員店を後にしたのでした。

店を出た後は全員で罵詈雑言の嵐。
もう、他人には聞かせられないような単語まで飛び出す始末。

今考えるといいネタになったなぁ、とは思いますが…

2度と行きたくありません。

まだあるのかなぁ。

（完）