「え!?」
その場にいたインドカレー、楓緑葉、りさ☆、非鷹、神鳴が一斉に声を上げる。
それは藍跳とて例外ではなかった。
「藍跳…あなた…というか陸凱はやりすぎたようですわ」
「その通り」
後ろから雅逡が部屋に入ってくる。
「だいたい、主力のインドカレー軍と山茱萸軍を離反させて、どうやって国を守るつもりだったんだ?攻め込まれて一巻の終わりだよ」
「そんな…大都督の…陸凱様の軍はどうなったんだ!?」
「おいおい藍跳、いくら陸凱ととりゅふがいるからって、数万の大軍は防げないだろ?」
「そんな…そんな…」
「これで我々はただの傭兵になってしまったわけですね( ´・ω・)」
「…おい雅逡、鈴央は無事なのか!?」
「…孫権様と鈴央殿の安否は今、【空蝉】が総力を挙げて捜索しています。もうしばらくお待ちください」
「くそっ…もし…鈴央に何かあったら…藍跳、お前ただじゃすまさねぇぞ」
「…好きにしろ…俺だってこんな結末を望んでいたわけじゃないんだ…」
「…!!今更何を…!!」
藍跳に楓緑葉がつかみかかる。
「やめなさい!」
インドカレーの声で取っ組み合っていた二人の動きが止まる。
「…藍跳、あなたには言いたいことは山ほどあります。でも、今は言いません。緑葉兄、とりあえず【空蝉】に任せましょう。今は待つことしかできないよ」
「…」
「…」
「とりあえず。こうしていても仕方がない。孫権様と鈴央、山茱萸の件は【空蝉】と【土竜】に任せましょう。いいですね?藍跳」
「…え?」
「え?じゃないわよ。とりゅふも行方知れずの今、【土竜】を動かす権利はあなたにある。協力しなさい、と言っているの」
「しかし…」
「しかしじゃないわ。あなたにはその義務があるはずよ。【土竜】を半分に分け、一方は孫権様、鈴央、山茱萸の捜索。もう一方は陸凱ととりゅふの捜索。それで文句ないわね?」
「…わかった…」
「じゃ、蝶子、雅逡はそういうことで」
「わかりましたわ」
「了解」
「神鳴と非鷹はここで兵の鍛錬と【空蝉】【土竜】の連絡中継を」
「御意」
「…了解…」
「りさ☆と緑葉兄はわたしと一緒に仕官のクチを探しましょう。いつまでもこのままじゃ兵の食費や宿泊代もまかなえないわ」
「あいよ」
「了解(^ω^)」
あせる気持ちを押しつぶし、泣きたい気持ちをしまいこみ、インドカレーは指示を出した後部屋を飛び出していった。
〇基本的にインドア派。
〇でも酒とうまい食い物の為ならどこでも行きます。
〇ルックス、知識、経済力、運動神経全てママンの体内に置き忘れて産まれてしまいました。
〇いわゆる低学歴低身長低収入。低スペック。
〇非モテ人生まっしぐら。
〇オンライン推奨。
〇来世でがんばろう。
