日刊よしぞーplus:原則木曜、日曜はお休みです。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「雅逡!」
「将軍、どうされました?」
「どうって…どういうことなの?」
「蝶子様から聞いておられませんか?」
「聞いてないわよ」
「あれ…おかしいですね。ま、見たまんまですよ」
「全然わかんない」
「ご心配なさらず。すべて順調です」
「だから何がよ」
(ここでは誰に聞かれてるかわかりませんので…)
(そうね、わかったわ。任せる)
「心得ました」
「蝶子様、入りますよ」
「ええ」
尋問室。
「ほら、さっさと入れ!」
雅逡が手を後ろ手に縛られた数名を部屋に蹴り入れる。
「蝶子様、ちょっとコチラへ」
部屋の隅でボソボソと、2人。
(立会いが3名つくことになりました。楓緑葉、鈴央、藍跳です)
(わかりましたわ)
(で、準備はできていますか?)
(もちろん。鞭に竹棒、石の重しに竹串、火鉢。肉切り包丁、ハサミと剣。弓矢に槍、大槌、あと…)
(もういいです。なんでそんなに嬉しそうなんですか)
(気のせいですわ)
(まったくもう。で、薬の方は?)
(ぬかりありません。幻覚剤、自白剤、それから…)
(ああはいはい、わかりました。ともかく、万端、ということですね?)
(そうよ)
(痛み止めと止血剤、中和剤は?)
(忘れてましたわ)
(…)
(…)
(…忘れてた、じゃなくてあえて忘れたんじゃないでしょうね?)
(…)
(…)
その時、扉の外で声がした。
「もし、雅逡殿はおられますか?」
「はい、おりますが…」
「楓緑葉、鈴央、藍跳の3名到着しました。入室の許可を願います」
「お待ちしておりました。どうぞ」
扉が開き、顔を出す緑葉。
「初めてお目にかかります、それがし朱然軍の楓緑葉と申します」
「お久しぶりー☆鈴央です☆」
「作造軍の…藍跳だ」
「ようこそ、お忙しいところご足労いただきまして。早速ですが、扉を閉めてください」
「はい、閉めました☆」
「では、早速はじめましょう。立会いをお願いします。蝶子様」
「心得ましたわ」
一人目の男を前に出す。
舌をかまぬように口に竹筒をあてて縛り。
手は後ろ手に縛り。
足も正座をさせて縛り。
背筋に竹を入れ、うつむいたり体を曲げられないように固定する。
その上で、洗濯板のようになった石の上に正座させる。これだけでも痛い。
「さて」
蝶子は手にした…真っ赤に熱されている…竹串を力いっぱい彼の太ももに振り下ろす。
「グァッ」
貫通。
「洗いざらい話さないと…痛い目を見ますわよ?」
(もう痛い目みてるじゃん…)
雅逡、楓緑葉、鈴央、藍跳の気持ちは一緒だった。
「将軍、どうされました?」
「どうって…どういうことなの?」
「蝶子様から聞いておられませんか?」
「聞いてないわよ」
「あれ…おかしいですね。ま、見たまんまですよ」
「全然わかんない」
「ご心配なさらず。すべて順調です」
「だから何がよ」
(ここでは誰に聞かれてるかわかりませんので…)
(そうね、わかったわ。任せる)
「心得ました」
「蝶子様、入りますよ」
「ええ」
尋問室。
「ほら、さっさと入れ!」
雅逡が手を後ろ手に縛られた数名を部屋に蹴り入れる。
「蝶子様、ちょっとコチラへ」
部屋の隅でボソボソと、2人。
(立会いが3名つくことになりました。楓緑葉、鈴央、藍跳です)
(わかりましたわ)
(で、準備はできていますか?)
(もちろん。鞭に竹棒、石の重しに竹串、火鉢。肉切り包丁、ハサミと剣。弓矢に槍、大槌、あと…)
(もういいです。なんでそんなに嬉しそうなんですか)
(気のせいですわ)
(まったくもう。で、薬の方は?)
(ぬかりありません。幻覚剤、自白剤、それから…)
(ああはいはい、わかりました。ともかく、万端、ということですね?)
(そうよ)
(痛み止めと止血剤、中和剤は?)
(忘れてましたわ)
(…)
(…)
(…忘れてた、じゃなくてあえて忘れたんじゃないでしょうね?)
(…)
(…)
その時、扉の外で声がした。
「もし、雅逡殿はおられますか?」
「はい、おりますが…」
「楓緑葉、鈴央、藍跳の3名到着しました。入室の許可を願います」
「お待ちしておりました。どうぞ」
扉が開き、顔を出す緑葉。
「初めてお目にかかります、それがし朱然軍の楓緑葉と申します」
「お久しぶりー☆鈴央です☆」
「作造軍の…藍跳だ」
「ようこそ、お忙しいところご足労いただきまして。早速ですが、扉を閉めてください」
「はい、閉めました☆」
「では、早速はじめましょう。立会いをお願いします。蝶子様」
「心得ましたわ」
一人目の男を前に出す。
舌をかまぬように口に竹筒をあてて縛り。
手は後ろ手に縛り。
足も正座をさせて縛り。
背筋に竹を入れ、うつむいたり体を曲げられないように固定する。
その上で、洗濯板のようになった石の上に正座させる。これだけでも痛い。
「さて」
蝶子は手にした…真っ赤に熱されている…竹串を力いっぱい彼の太ももに振り下ろす。
「グァッ」
貫通。
「洗いざらい話さないと…痛い目を見ますわよ?」
(もう痛い目みてるじゃん…)
雅逡、楓緑葉、鈴央、藍跳の気持ちは一緒だった。
PR
スポンサードリンク
ブログ内検索
カレンダー
01 | 2025/02 | 03 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
カテゴリー
最新記事
(07/29)
(11/04)
(11/04)
(11/04)
(11/04)
プロフィール
HN:
よしぞー
年齢:
51
HP:
性別:
男性
誕生日:
1973/02/20
職業:
平社員
趣味:
飲酒/睡眠/飲食
自己紹介:
〇マイペースじゃないと生きて行けません。
〇基本的にインドア派。
〇でも酒とうまい食い物の為ならどこでも行きます。
〇ルックス、知識、経済力、運動神経全てママンの体内に置き忘れて産まれてしまいました。
〇いわゆる低学歴低身長低収入高脂肪。低スペック。
〇非モテ人生まっしぐら。
〇でも楽なので修正する気ゼロ。
〇オンライン推奨。
〇来世でがんばろう。
〇基本的にインドア派。
〇でも酒とうまい食い物の為ならどこでも行きます。
〇ルックス、知識、経済力、運動神経全てママンの体内に置き忘れて産まれてしまいました。
〇いわゆる低学歴低身長低収入高脂肪。低スペック。
〇非モテ人生まっしぐら。
〇でも楽なので修正する気ゼロ。
〇オンライン推奨。
〇来世でがんばろう。
アーカイブ
50ヶ月分を表示しています
アクセス解析