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「まず、北海での戦闘についてですが…(-Д-)」
慎重に言葉を選び、話を始めるりさ☆。参謀就任の経験があるとはいえ、【土竜】のとりゅふ相手の舌戦である。万全を期すにこしたことはない。
「下ヒから城陽、北海へ抜ける可能性が高かった紀伊。軍を抑えるため、戦力はともかく北海で迎撃する必要があったのは…皆さん、ご理解いただけますね?(゚Д゚)」
うなずく一同。
「我がインドカレー軍は当時紀伊。軍に相対するため、寿春から下ヒへと進軍した直後。城陽の紀伊。軍が北海へ到着する前に北海にたどり着かねばならず、疲弊した兵士と騎馬を鞭打って、しかも彼の軍の斥候に見つからぬよう、大幅に大廻をして北海へ向かったわけです( ・Д・)」
「…それで?」
「城陽から北海へ向かった紀伊。軍にほぼ5都市分の強行軍を行った我が軍が、まがりなりにも北海手前で敵影を補足できたのは、奇跡にも近い話。インドカレー将軍のお力の賜物でしょう。ここまで、何かございますか?( ・Д・)」
「…馬を取り替えることは考えなかったの?」
「これはおかしなことを。船団戦を得意とする呉の将であるならばともかく、インドカレー将軍は騎馬民族、西涼の人間。馬は自分の分身です。よほどのことがない限り、交換などいたしませぬ。なればこそ、人馬一体の戦闘ができるのです。お分かりいただけてると思っていましたが?(`・ω・)」
「続きを」
「敵影を発見したわが将軍は、はや攻城兵器を取り出し、城壁を破壊しようとしていた紀伊。軍を目視。即座に突撃命令を下したのです(`・ω・´)」
(…そうだっけ?蝶子)
(しっ!黙って!)
「普段であれば慎重に斥候を出すか威力偵察を行うところですが、時間との戦いであること、そしてなにより長期行軍の疲れからそれはできなかった。なぜなら、長引けば不利になるのはこちら。そしてお分かりだと思いますが、兵数でも圧倒的に不利な戦いだったのです(-Д-)」
ほとんどの将がうんうん、と深く相槌を打っている。会話の流れは、こちらのものだ。りさ☆は確信する。
「それから先は…ご存知のとおり。落とし穴という卑劣極まりない罠にかかり、精強なる兵士4千と愛すべき騎馬4千を…瞬時に失いました(´・ω・`)」
「それは…インドカレー将軍の失策ということでお認めになるのですね?」
「失策とは無礼な!口を慎め、とりゅふ!仮にも今は亡き護軍将軍筆頭、前将軍凌統殿の後を継ぎ、名参謀カン沢殿の意思を受け継ぐインドカレー将軍になんたる物言い!謝罪を要求する!」
突如椅子を蹴り、大声を上げたのは凌統の盟友、丁奉。
隣で立ち上がりかけていた作造も驚き、宙に浮かした腰をそっとおろすのが精一杯だった。
(いいですわ、流れはこっちにある!)
床下で小さくガッツポーズをとった蝶子は、次の手を打つべく、その場所から消えた。
「そうだ!若いとはいえ大将軍について各地を転戦し、もう八箇所の戦で勝ちをおさめた歴戦の将。たかだか一度や二度の負け戦でガタガタいうでない!」
座って腕組みをしたまま、朱然。
「うむ、そのとおりだ。これ以上インドカレー将軍を侮辱するような態度をとるなら…」
朱拠が腰の得物を抜き放つ。
一触即発。
「(くっ…やられましたね…)失言でした。申し訳ありませんでした…。お話の続きをどうぞ」
とりゅふが深々と頭を下げ、とりあえず朱拠は剣をおさめ、丁奉は椅子に座りなおす。
しかし、まだ不穏な空気はぬぐいきれない…。
「では、続いて新野での…(-Д-)」
慎重に言葉を選び、話を始めるりさ☆。参謀就任の経験があるとはいえ、【土竜】のとりゅふ相手の舌戦である。万全を期すにこしたことはない。
「下ヒから城陽、北海へ抜ける可能性が高かった紀伊。軍を抑えるため、戦力はともかく北海で迎撃する必要があったのは…皆さん、ご理解いただけますね?(゚Д゚)」
うなずく一同。
「我がインドカレー軍は当時紀伊。軍に相対するため、寿春から下ヒへと進軍した直後。城陽の紀伊。軍が北海へ到着する前に北海にたどり着かねばならず、疲弊した兵士と騎馬を鞭打って、しかも彼の軍の斥候に見つからぬよう、大幅に大廻をして北海へ向かったわけです( ・Д・)」
「…それで?」
「城陽から北海へ向かった紀伊。軍にほぼ5都市分の強行軍を行った我が軍が、まがりなりにも北海手前で敵影を補足できたのは、奇跡にも近い話。インドカレー将軍のお力の賜物でしょう。ここまで、何かございますか?( ・Д・)」
「…馬を取り替えることは考えなかったの?」
「これはおかしなことを。船団戦を得意とする呉の将であるならばともかく、インドカレー将軍は騎馬民族、西涼の人間。馬は自分の分身です。よほどのことがない限り、交換などいたしませぬ。なればこそ、人馬一体の戦闘ができるのです。お分かりいただけてると思っていましたが?(`・ω・)」
「続きを」
「敵影を発見したわが将軍は、はや攻城兵器を取り出し、城壁を破壊しようとしていた紀伊。軍を目視。即座に突撃命令を下したのです(`・ω・´)」
(…そうだっけ?蝶子)
(しっ!黙って!)
「普段であれば慎重に斥候を出すか威力偵察を行うところですが、時間との戦いであること、そしてなにより長期行軍の疲れからそれはできなかった。なぜなら、長引けば不利になるのはこちら。そしてお分かりだと思いますが、兵数でも圧倒的に不利な戦いだったのです(-Д-)」
ほとんどの将がうんうん、と深く相槌を打っている。会話の流れは、こちらのものだ。りさ☆は確信する。
「それから先は…ご存知のとおり。落とし穴という卑劣極まりない罠にかかり、精強なる兵士4千と愛すべき騎馬4千を…瞬時に失いました(´・ω・`)」
「それは…インドカレー将軍の失策ということでお認めになるのですね?」
「失策とは無礼な!口を慎め、とりゅふ!仮にも今は亡き護軍将軍筆頭、前将軍凌統殿の後を継ぎ、名参謀カン沢殿の意思を受け継ぐインドカレー将軍になんたる物言い!謝罪を要求する!」
突如椅子を蹴り、大声を上げたのは凌統の盟友、丁奉。
隣で立ち上がりかけていた作造も驚き、宙に浮かした腰をそっとおろすのが精一杯だった。
(いいですわ、流れはこっちにある!)
床下で小さくガッツポーズをとった蝶子は、次の手を打つべく、その場所から消えた。
「そうだ!若いとはいえ大将軍について各地を転戦し、もう八箇所の戦で勝ちをおさめた歴戦の将。たかだか一度や二度の負け戦でガタガタいうでない!」
座って腕組みをしたまま、朱然。
「うむ、そのとおりだ。これ以上インドカレー将軍を侮辱するような態度をとるなら…」
朱拠が腰の得物を抜き放つ。
一触即発。
「(くっ…やられましたね…)失言でした。申し訳ありませんでした…。お話の続きをどうぞ」
とりゅふが深々と頭を下げ、とりあえず朱拠は剣をおさめ、丁奉は椅子に座りなおす。
しかし、まだ不穏な空気はぬぐいきれない…。
「では、続いて新野での…(-Д-)」
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プロフィール
HN:
よしぞー
年齢:
51
HP:
性別:
男性
誕生日:
1973/02/20
職業:
平社員
趣味:
飲酒/睡眠/飲食
自己紹介:
〇マイペースじゃないと生きて行けません。
〇基本的にインドア派。
〇でも酒とうまい食い物の為ならどこでも行きます。
〇ルックス、知識、経済力、運動神経全てママンの体内に置き忘れて産まれてしまいました。
〇いわゆる低学歴低身長低収入高脂肪。低スペック。
〇非モテ人生まっしぐら。
〇でも楽なので修正する気ゼロ。
〇オンライン推奨。
〇来世でがんばろう。
〇基本的にインドア派。
〇でも酒とうまい食い物の為ならどこでも行きます。
〇ルックス、知識、経済力、運動神経全てママンの体内に置き忘れて産まれてしまいました。
〇いわゆる低学歴低身長低収入高脂肪。低スペック。
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〇でも楽なので修正する気ゼロ。
〇オンライン推奨。
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