日刊よしぞーplus:原則木曜、日曜はお休みです。
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「寿春にいつまでもとどまっていてもしかたないです(・Д・)どうせなら汝南を攻略しましょう。諸葛誕も文欽も寡兵です(^-^)」
「ええ、わたしもそう考えています、りさ☆殿。すでに大将軍へ進言してありますが…蝶子殿、雅逡殿はどう思いますか?」
「お任せしますわ」
「右に同じく」
「そうですか」
寿春で遅めの昼食をとりつつこれからの行動について話し合っていたインドカレーたちのもとへ、大将軍からの軍令が届く。
「失礼します。大将軍からの書簡が届きました」
「ご苦労様。読み上げてくださいな」
「かしこまりました、蝶子様。
『インドカレー将軍
貴殿の汝南制圧の進言、国のためを思ってのことと感服いたす。
しかし、東方に新興勢力である【紀伊。】が興り、その地力も楽観視できるものではない。
よって、今回の貴殿の進言は却下し、下ヒへと侵攻してもらいたい。
これは、軍令である。
健闘を祈る』
以上です」
「…紀伊ですか…。噂には聞いていますが…そんなに大きな勢力なのですか?」
「…情報が欲しいのですか?」
「ええ、蝶子殿」
「わかりました。紀伊は現在、下ヒに駐屯する新しい勢力ですわ。黄布賊の残党を集めた部隊が主戦力ですが…党首は賊などではなく、宗教家ですの」
「五斗米道の張魯みたいなものですか?」
「ええ、似たようなものですが…戦闘力は比較になりませんわね。この先は雅逡の方が詳しいですわ」
「党首の紀伊。をはじめ…軍師に蝿王。部隊長に釣人、敗走、水扁。士官に本田忠勝、眉三娘、史シンがいる。張魯は生粋の宗教家だったが、紀伊は相当な野心家だ。すきあらば黄布の乱を再発させ、その混乱に乗じて天下をつかもうとしているようだ」
「…危険ですね。これは…下ヒへ侵攻したほうがよさそうです」
「伝令兵、ご苦労ですが大将軍へ下ヒ侵攻了解した、と伝えてください」
「かしこまりました」
かくしてインドカレー軍は下ヒへの侵攻を決断し、準備にとりかかった。
西涼。
「ふむ。これでわらわから教えられることは全て教えたはずじゃ。あとは実戦で勘をつかむんじゃな」
「ありがとうございます、馬雲祿様☆」
「かまわんよ。この貸しは全部インドカレーのつけじゃ」
「伝えておきます☆」
「さあ、早く行け。楓緑葉が待っているじゃろ」
「はい☆馬雲祿様、このご恩は決して忘れません☆どうかご健勝で☆」
「わかったわかった」
さっさと行け、といわんばかりに手をヒラヒラと振る。
鈴央は最敬礼して馬に飛び乗った。
「では、行って来ます」
「ああ、そうじゃ。この白銀の鎧を持っていけ」
「これは…馬超様の…☆」
「わらわではもう重くて身に付けることはかなわん。しまいこんでおくよりは使ったほうがよかろ」
「…ありがたく使わせていただきます☆」
「なら、今日から【韋駄天の錦鈴央】じゃな」
「はい☆」
馬に鞭をいれ、呉国へと向けて走り出す鈴央。その顔は、とても晴れやかだった。
「ええ、わたしもそう考えています、りさ☆殿。すでに大将軍へ進言してありますが…蝶子殿、雅逡殿はどう思いますか?」
「お任せしますわ」
「右に同じく」
「そうですか」
寿春で遅めの昼食をとりつつこれからの行動について話し合っていたインドカレーたちのもとへ、大将軍からの軍令が届く。
「失礼します。大将軍からの書簡が届きました」
「ご苦労様。読み上げてくださいな」
「かしこまりました、蝶子様。
『インドカレー将軍
貴殿の汝南制圧の進言、国のためを思ってのことと感服いたす。
しかし、東方に新興勢力である【紀伊。】が興り、その地力も楽観視できるものではない。
よって、今回の貴殿の進言は却下し、下ヒへと侵攻してもらいたい。
これは、軍令である。
健闘を祈る』
以上です」
「…紀伊ですか…。噂には聞いていますが…そんなに大きな勢力なのですか?」
「…情報が欲しいのですか?」
「ええ、蝶子殿」
「わかりました。紀伊は現在、下ヒに駐屯する新しい勢力ですわ。黄布賊の残党を集めた部隊が主戦力ですが…党首は賊などではなく、宗教家ですの」
「五斗米道の張魯みたいなものですか?」
「ええ、似たようなものですが…戦闘力は比較になりませんわね。この先は雅逡の方が詳しいですわ」
「党首の紀伊。をはじめ…軍師に蝿王。部隊長に釣人、敗走、水扁。士官に本田忠勝、眉三娘、史シンがいる。張魯は生粋の宗教家だったが、紀伊は相当な野心家だ。すきあらば黄布の乱を再発させ、その混乱に乗じて天下をつかもうとしているようだ」
「…危険ですね。これは…下ヒへ侵攻したほうがよさそうです」
「伝令兵、ご苦労ですが大将軍へ下ヒ侵攻了解した、と伝えてください」
「かしこまりました」
かくしてインドカレー軍は下ヒへの侵攻を決断し、準備にとりかかった。
西涼。
「ふむ。これでわらわから教えられることは全て教えたはずじゃ。あとは実戦で勘をつかむんじゃな」
「ありがとうございます、馬雲祿様☆」
「かまわんよ。この貸しは全部インドカレーのつけじゃ」
「伝えておきます☆」
「さあ、早く行け。楓緑葉が待っているじゃろ」
「はい☆馬雲祿様、このご恩は決して忘れません☆どうかご健勝で☆」
「わかったわかった」
さっさと行け、といわんばかりに手をヒラヒラと振る。
鈴央は最敬礼して馬に飛び乗った。
「では、行って来ます」
「ああ、そうじゃ。この白銀の鎧を持っていけ」
「これは…馬超様の…☆」
「わらわではもう重くて身に付けることはかなわん。しまいこんでおくよりは使ったほうがよかろ」
「…ありがたく使わせていただきます☆」
「なら、今日から【韋駄天の錦鈴央】じゃな」
「はい☆」
馬に鞭をいれ、呉国へと向けて走り出す鈴央。その顔は、とても晴れやかだった。
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プロフィール
HN:
よしぞー
年齢:
51
HP:
性別:
男性
誕生日:
1973/02/20
職業:
平社員
趣味:
飲酒/睡眠/飲食
自己紹介:
〇マイペースじゃないと生きて行けません。
〇基本的にインドア派。
〇でも酒とうまい食い物の為ならどこでも行きます。
〇ルックス、知識、経済力、運動神経全てママンの体内に置き忘れて産まれてしまいました。
〇いわゆる低学歴低身長低収入高脂肪。低スペック。
〇非モテ人生まっしぐら。
〇でも楽なので修正する気ゼロ。
〇オンライン推奨。
〇来世でがんばろう。
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〇でも酒とうまい食い物の為ならどこでも行きます。
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