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紅音との不可侵条約が締結されたことをうけ、北への侵攻が困難になった呉軍は、南方へ目を向けざるをえなくなった。
 「大将軍、お願いがあります」
 「どうした、インドカレー?」
 「このまま北海にいても仕方がありません。手薄な汝南へ行き、諸葛誕と吾彦に備えたいと思うのですが」
 「ふむ…いいだろう。許可する」
 「ありがとうございます」

 「りさ☆殿、蝶子殿、雅逡殿。汝南への移動許可がおりた。すぐに物資をまとめて、移動を開始します」
 「了解」
 「斥候部隊の編成はどうするおつもり?」
 「今回は呉の領内を通るので、部隊編成は行いませんよ、蝶子殿。数名の斥候を出しながら進めばよいかと考えています」
 「わかりましたわ」
 「雅逡殿は物資の運搬部隊を編成してください」
 「…俺でいいのか?」
 「何がですか」
 「俺が丞相派の人間だと言うことはもう知ってるんだろう」
 「知ってます。でも、私の軍団の士官であることも事実。自軍の士官を信用せずに何を信用するというのですか?」
 「…了解した。責任を持って物資輸送をしよう」
 「よろしくお願いします。…えっと、りさ☆殿は幕僚府に連絡して、汝南滞在に関して申請を行ってください」
 「わかりました(つ^ω^)つ」

こうして、一路汝南へと4千名弱の兵士を連れ、道を急ぐインドカレー軍だったが…

 「大変です、将軍!」
 「どうしました!?」
 「汝南へ向けて諸葛誕配下の文欽が侵攻している模様です!その数、およそ1000!」
 「なんてこと…!りさ☆殿、行軍スピードを上げてください!わたしは先に向かいます!」
 「ちょ、将軍!ひとりでなんて…無茶ですわ!!」
 「何とかします!皆は少しでも早く…」

そう言って乗馬に鞭をいれ、インドカレーは駆け出す。

 「敵将文欽!その首、インドカレーが貰い受ける!!」

今まさに攻城兵器を動かそうとしていた文欽軍の横っ腹に、なんとかついてこれた部下数名と突撃を敢行する。
 「なんだ、たった数名でわが軍に突っ込んでくるとは…バカか?」
 「文欽将軍、わたくしにお任せください。一刀の元に切り伏せてご覧にいれましょう」
 「片目か。任せたぞ」
 「文欽ーっ!」
 「この片目がお相手仕る!」
 「インドカレー、参る!」
数名の兵隊を切り伏せたインドカレーは振り向きざまに片目に斬りかかるが、槍や跳ね上げられ、そのまま地面に叩きつけられてしまった。
 「はぅっ!!」
 「覚悟!」
その時。
 「インドカレー将軍を助けますよ!全軍、突撃!¶(`Д´)つ」
りさ☆の号令とともに、4千の兵が突撃を開始。
 「りさ☆殿!」
 「間に合いましたね!(^-^)」
 「だから言ったのですわ」
 「ごめんなさい、でもありがとう」
 「あのまま死なれたら気分が悪いから来ただけですわ」
 「でも、汝南が…」
 「城などあとで取り返せばよろしい。今は寿春へ退きましょう」

雅逡の意見をいれ、インドカレーを救出した軍はそのまま汝南へは寄らず、寿春へと向かっていった。

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プロフィール
HN:
よしぞー
年齢:
51
性別:
男性
誕生日:
1973/02/20
職業:
平社員
趣味:
飲酒/睡眠/飲食
自己紹介:
〇マイペースじゃないと生きて行けません。

〇基本的にインドア派。

〇でも酒とうまい食い物の為ならどこでも行きます。

〇ルックス、知識、経済力、運動神経全てママンの体内に置き忘れて産まれてしまいました。

〇いわゆる低学歴低身長低収入高脂肪。低スペック。

〇非モテ人生まっしぐら。

〇でも楽なので修正する気ゼロ。

〇オンライン推奨。

〇来世でがんばろう。
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