日刊よしぞーplus:日刊と銘打ってますが週2~3回の更新です。
司馬懿軍、作造軍、沈瑩軍、インドカレー軍が北海へ向けて行軍を開始。
迎え撃つのは帝釈天軍、夏候覇軍、鍾会軍。
「司馬懿殿。此度の北海侵攻戦の先陣をお願いしたい」
「大役必ずや果たしてみせます」
「インドカレー殿は中陣を」
「御意」
「沈瑩殿は補給路の確保を。後詰は俺がやる。質問は?」
「ありません」
「では準備にかかってくれ。進軍は明朝、日の出とともに行う」
「将軍」
「蝶子殿?」
「見つかりましたわ」
「何がですか?」
「鈴央殿です」
「(…?何か違和感が…?)本当ですか!?無事なんですか?」
「無事といえば、無事ですわ」
「(何だろう、何かおかしい)それで、どこに?」
「揚子江…いいえ、場所的にはもう長江ですわね。長江の源流にかなり近い、成都から西へ数百里行った寒村でみつかりました」
「(…そうか!わかった!)なんでまたそんなところに…」
「迎えに行きますか?」
「(なるほどね。私をここから離れさせたいわけか)韋駄天の鈴央ならともかく、我々の足では時間がかかりすぎますね。私に考えがあります。蝶子殿、ありがとうございました」
「いいえ、これも部下の務めですわ」
「ところで蝶子殿」
「なんでしょう?」
「なぜ鈴央が行方不明なことをご存知なのかしら?かん口令がしいてあるはずですが」
「…!(しまった!)」
「これを知っているのは…先日の会合出席者と…大都督に近しい者と…丞相に近い者…」
「…何をおっしゃっているのかわかりませんわ。兵たちの噂話を聞いただけです」
「なるほど。ただの流言で間者を放ち、成都のはずれまで人をやり、存在を確認した、とそういうわけですか。これはまた奇妙な話ですね」
いつの間にかりさ☆が立っていた。
「くっ…」
「蝶子殿?わたしはあなたをどうこうする気はありません。わたしに付きませんか?雅逡殿とともに」
「…二重間者になれ、と?」
「ええ」
「二重間者なんてあなたの口から出るとは思いませんでしたわ。あなたの母親は…」
「その話は関係ありません。で、どうなんですか?」
「報酬は?」
「わたしにできることなら、なんでも」
「なんでも?あなたの命、と答えるかもしれませんわよ?」
「すべてが落ち着いたら、それもいいでしょう」
「…フン。面白いですわね。でも、まだ答えはだしませんわ。雅逡にはわたくしから話しておきます。返答は、いずれ」
「よろしく」
「そうそう。借りを作るのは性にあわないので、ひとつ情報をあげましょう。藍跳には気をつけなさいな」
「…感謝します」
そう言って蝶子は去っていった。
明け方。
戦闘が始まったことは記憶にあるのだが、インドカレーは鈴央を連れ戻す算段で頭がいっぱいだったので、何がどうなったのかほとんど覚えていない。
ただ、今回の戦はいつもにまして兵たちの士気が高く、手足のように動いてくれたことだけは感じていた。りさ☆はともかく、蝶子、雅逡なりの返答なのだろうか。
北海陥落。
各軍とも兵たちの損傷はほとんどなかったのだが…先陣をきっていた司馬懿が流れ矢にあたって落馬、死亡してしまった。
作造にとってはかなりの痛手である。
完全勝利とは裏腹に、重苦しい雰囲気をまとっての入城となってしまった…。
迎え撃つのは帝釈天軍、夏候覇軍、鍾会軍。
「司馬懿殿。此度の北海侵攻戦の先陣をお願いしたい」
「大役必ずや果たしてみせます」
「インドカレー殿は中陣を」
「御意」
「沈瑩殿は補給路の確保を。後詰は俺がやる。質問は?」
「ありません」
「では準備にかかってくれ。進軍は明朝、日の出とともに行う」
「将軍」
「蝶子殿?」
「見つかりましたわ」
「何がですか?」
「鈴央殿です」
「(…?何か違和感が…?)本当ですか!?無事なんですか?」
「無事といえば、無事ですわ」
「(何だろう、何かおかしい)それで、どこに?」
「揚子江…いいえ、場所的にはもう長江ですわね。長江の源流にかなり近い、成都から西へ数百里行った寒村でみつかりました」
「(…そうか!わかった!)なんでまたそんなところに…」
「迎えに行きますか?」
「(なるほどね。私をここから離れさせたいわけか)韋駄天の鈴央ならともかく、我々の足では時間がかかりすぎますね。私に考えがあります。蝶子殿、ありがとうございました」
「いいえ、これも部下の務めですわ」
「ところで蝶子殿」
「なんでしょう?」
「なぜ鈴央が行方不明なことをご存知なのかしら?かん口令がしいてあるはずですが」
「…!(しまった!)」
「これを知っているのは…先日の会合出席者と…大都督に近しい者と…丞相に近い者…」
「…何をおっしゃっているのかわかりませんわ。兵たちの噂話を聞いただけです」
「なるほど。ただの流言で間者を放ち、成都のはずれまで人をやり、存在を確認した、とそういうわけですか。これはまた奇妙な話ですね」
いつの間にかりさ☆が立っていた。
「くっ…」
「蝶子殿?わたしはあなたをどうこうする気はありません。わたしに付きませんか?雅逡殿とともに」
「…二重間者になれ、と?」
「ええ」
「二重間者なんてあなたの口から出るとは思いませんでしたわ。あなたの母親は…」
「その話は関係ありません。で、どうなんですか?」
「報酬は?」
「わたしにできることなら、なんでも」
「なんでも?あなたの命、と答えるかもしれませんわよ?」
「すべてが落ち着いたら、それもいいでしょう」
「…フン。面白いですわね。でも、まだ答えはだしませんわ。雅逡にはわたくしから話しておきます。返答は、いずれ」
「よろしく」
「そうそう。借りを作るのは性にあわないので、ひとつ情報をあげましょう。藍跳には気をつけなさいな」
「…感謝します」
そう言って蝶子は去っていった。
明け方。
戦闘が始まったことは記憶にあるのだが、インドカレーは鈴央を連れ戻す算段で頭がいっぱいだったので、何がどうなったのかほとんど覚えていない。
ただ、今回の戦はいつもにまして兵たちの士気が高く、手足のように動いてくれたことだけは感じていた。りさ☆はともかく、蝶子、雅逡なりの返答なのだろうか。
北海陥落。
各軍とも兵たちの損傷はほとんどなかったのだが…先陣をきっていた司馬懿が流れ矢にあたって落馬、死亡してしまった。
作造にとってはかなりの痛手である。
完全勝利とは裏腹に、重苦しい雰囲気をまとっての入城となってしまった…。
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プロフィール
HN:
よしぞー
年齢:
53
HP:
性別:
男性
誕生日:
1973/02/20
職業:
派遣社員にジョブチェンジ
趣味:
飲酒/睡眠/飲食
自己紹介:
〇マイペースじゃないと生きて行けません。
〇基本的にインドア派。
〇でも酒とうまい食い物の為ならどこでも行きます。
〇ルックス、知識、経済力、運動神経全てママンの体内に置き忘れて産まれてしまいました。
〇いわゆる低学歴低身長低収入。低スペック。
〇非モテ人生まっしぐら。
〇オンライン推奨。
〇来世でがんばろう。
〇基本的にインドア派。
〇でも酒とうまい食い物の為ならどこでも行きます。
〇ルックス、知識、経済力、運動神経全てママンの体内に置き忘れて産まれてしまいました。
〇いわゆる低学歴低身長低収入。低スペック。
〇非モテ人生まっしぐら。
〇オンライン推奨。
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