「みんな、聞いてください。雲南へ侵攻します。大将軍より許可がでました。今回の侵攻作戦には大将軍も参加してくれるそうです」
インドカレー軍の軍議中。
まず、インドカレーが口を開いた。とても嬉しそうだ。
「孟獲領の雲南を落とせれば、永昌も必然的に手に入りましょう。これは未だなんの成果もないわが軍にとって大きな戦果となります」
それはそうだろう。将軍に昇格してから初めて立案した作戦である。それが許可されたのだ。
「各自、しっかり準備をしてください。出発は明朝です。以上、質問がなければ解散します」
「…雲南侵攻作戦ね。丞相に報告しなければいけませんわね、雅逡」
「…」
翌日。
「全軍、雲南に向け出撃!」
大将軍作造の指揮により、2軍が動き始める。予定では3日後の夕刻には雲南を見渡せる場所に到着するはずだ。
「カン沢軍師( ゚Д゚)」
「なんですかな、りさ☆殿」
「うかない顔をしてますが…なにか問題でも?(?Д?)」
「あ…いやいや。別になんでもありませんよ」
「そうですか?」
「ええ。まあ、彼女(インドカレー)は今回が将軍としての初の戦。少し心配なだけです」
「なるほど( ^-^)」
「雅逡、丞相へは連絡がついた?」
「うん。急使を送るってさ」
「そう。わかったわ」
3日後。
あと渓谷を抜ければ雲南の城が目と鼻の先、という所まで進軍を完了し、陣を構築し始める作造とインドカレー両軍。そこに。
「大将軍!大将軍はおられますか!!」
早馬に乗った伝令兵が飛び込んでくる。
「ああ、ここだ。どうした、何があった?」
「丞相より密書です」
「そうか、すまない。貸してくれ」
密書を広げ、読み進む作造の顔色が見る見る青ざめる。
「…そんな…まさか…」
遠くでその様子を見ていた蝶子と雅逡がニヤリ、とほくそ笑む。
「…バカな…おい、偵察兵を呼べ!」
突如慌しくなる作造の陣。異変を感じてインドカレーとカン沢も駆けつける。
「どうなさいました、大将軍」
「インドカレー将軍…いや、まだ確認できていないので今はなんとも言えん」
「大将軍!確認とれました!」
「で、どうだ!?」
「はい、確かに費イの配下である軍がまもなく雲南に突撃を開始しようとしています!」
「…!!…そうか…」
「大将軍?」
「インドカレー将軍、カン沢軍師。聞いてのとおりだ。実は丞相から密書が届いてな。『雲南は政治的判断により費イ殿に落としていただく。速やかに陣を払い撤収せよ』との命令だ」
「そんなバカな!」
「俺もそう思った。だから確認したかったのだが…費イの軍勢がここまで来ている以上、嘘でもなさそうだ。…無念だが仕方があるまい。全軍…撤収だ」
「…」
何の成果も得られぬまま引き上げる軍。足取りは皆一様に重い。
「インドカレー」
トボトボと歩を進めるインドカレーの隣に作造が並ぶ。
「なんですか、大将軍」
「今回の件に限らず…大都督と丞相の動きがどうも腑に落ちない」
「…」
「しかも、情報が事前に流れている気もする」
「…軍内に間者がいるともうされますか?」
「思いたくないが、その可能性は高い。気をつけろよ」
「…はい」
さすがに、作造も異変を感じ始めている。
呉の中での勢力争いは後には引けないところまで表面化しようとしていた。
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