忍者ブログ
日刊よしぞーplus:日刊と銘打ってますが週2~3回の更新です。

超絶不定期連載第8回、コラムのページです。

最近雨が続いてイヤな感じです。でも、雨に関する歌、というのも意外と多いんですよね。みんなやっぱり雨が好きなんでしょうかね?

童謡唱歌の「あめふり」に始まり、「雨音はショパンの調べ/小林麻美」「雨のウェンズデイ/大滝詠一」「バカンスはいつも雨(レイン)/杉真理」「肩に降る雨/中島みゆき」「囁く雨/中島みゆき」「はじまりはいつも雨/飛鳥涼」「Raining/Cocco」「優しい雨/小泉今日子」「冷たい雨/荒井由美」「雨/森高千里」「氷雨/佳山明生」「雨の慕情/八代亜紀」「ドラマティック・レイン/稲垣潤一」「レイニーブルー/徳永英明」「1月の雨を忘れない/THE ALFEE」…etc、etc。数えだしたらたぶん社内報全ページ埋まっちゃうのでこの辺でやめておきます。
洋楽がないのは単純に私が洋楽を聴かないだけです。

で。今回はこの中の1曲、「雨音はショパンの調べ」について。

さて、ショパンですが。…え?小林麻美じゃないのかって?だって、リクエストいただきましたから。
すばらしい、一寸の隙もない話の流れでショパンまで持ってきたと思うんですが。「ムリありすぎだよ」とか思ったやつ、後で事務所でミーティング。

で、ショパンです。まずは基本からおさらい(基本と言っても必死で調べたのは言うまでもありません)。

フレデリック・フランソワ・ショパン(1810~1849)は、ポーランド生まれのロマン派を代表する作曲家の一人で、39年の短い生涯のほとんどをピアノ曲の作曲に捧げ、ピアノの詩人と呼ばれています。

ピアノ曲の作曲と言ったって、モーツァルトもベートーヴェンもシューベルトもやっているのに、どこが違うの?と思われるかもしれませんが、彼らは交響曲や管弦楽曲、室内楽曲なども数多く作曲しており、ピアノ曲はその中の一部でしかないんです。
しかし、ショパンの場合、その全作品のほとんどがピアノ曲なのです。これほど、ピアノという楽器に終生こだわり、ピアノという楽器の魅力、可能性を極限まで追究した作曲家は、彼以外に誰もいないのです。

ピアノの音色の魅力をとことん追究し、人の心に直接訴える詩的な作品を数多く残したために、彼は「ピアノの詩人」と呼ばれているのです。

クラシック音楽の傾向は時代とともに変化していきます。16世紀ルネッサンス時代に長音階・短音階が生まれ、以後は、大きく、バロック時代→古典派時代→ロマン派時代→近代・現代、という流れの中でその音楽は変遷を遂げてきました。中世ルネッサンス期を経て、宗教色の強い教会音楽を中心とするバロック時代の音楽は、やがてより秩序だった構成、形式を重んじる古典派音楽へと移り変わり、交響曲、ソナタ形式等の秩序が生まれ、より均整のとれた音楽へと発展していきます。

18世紀終わりにはフランス革命等により全欧で自由と平等の思想が燃え上がり、その溢れ出る情熱が、古典派音楽にまで伝搬します。その情熱は楽曲に熱気と色彩を与え、溢れるばかりのロマンを湛えた美しい楽想が次から次へと生み出されていきます。

古典派後期に活躍したベートーヴェンは、古典派からロマン派への重要な橋渡しの役割を果たしました。ショパンは、そのようなロマン派初期に生まれた作曲家です。旺盛に咲き乱れる自由と平等の思想は、音楽的辺境の地ポーランドで生まれた彼の体内にも培われ、こぼれ落ちるような麗しくデリケートな旋律となって、彼の指先から紡ぎ出されたのです。

ショパンが「ピアノの詩人」と呼ばれている理由の一つが、実はここにあったのです。 

※参考までに、それぞれの時代の主な作曲家は次の通りです。
バロック時代:J.S.バッハ、スカルラッティ、ヘンデル
古典派時代 :ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン
ロマン派時代:リスト、シューマン、メンデルスゾーン、ショパン、チャイコフスキー、ブラームス
近代・現代 :ドビュッシー、ラヴェル、スクリャービン、ストラヴィンスキー

さて、次にショパンの全作品です(作品番号順)。…と思ったのですが、作品№74まで書いていくとページが全く足りませんので、やめました。ごめんなさい。作品リストはこちらのサイトに詳しいです。
ショパンな部屋
http://homepage2.nifty.com/shirakata/chopin/

小耳にはさんだ話。
ショパンの曲はピアノだけでなくいろんな楽器用にアレンジされています。理由はやっぱり旋律がわかりやすくて綺麗なことでしょう。他の楽器用にアレンジされた楽譜に目を通すのも面白いと思います。では、その中で珍しいものを。

  第三編ヴァイオリン曲・ノクターン第二番(大正11年11月発行):日本
  ヴァイオリン独奏・ピアノとヴァイオリン二重奏・ショパンのベルセーズ(大正9年11月発行):日本

こんな昔に日本でもアレンジ楽譜が!

以下、ウィキペディアよりそのまま引用。
フレデリック=フランソワ・ショパン (Frédéric-François Chopin, ポーランド名フリデリック=フランチシェク Fryderyk Franciszek Chopin, 1810年3月1日(2月22日、1809年3月1日説あり) - 1849年10月17日)はポーランドの音楽家。ポーランドで最も優れた作曲家として、また、すばらしいピアニストとして有名であった。
その作曲のほとんどをピアノ独奏曲が占め、またそれまでの作曲家に見られない繊細かつきらびやかな音の使用でピアノの詩人とも呼ばれ、前期ロマン派音楽を代表する作曲家である。ノクターンやワルツなど、今日でも彼の作曲したピアノ曲はクラシック音楽ファン以外にも大変よく知られているし、演奏会で取り上げられることが最も多い作曲家の一人でもある。

20歳でポーランドから演奏旅行に出た際に革命が起こり、ポーランドへ帰ることができず、ウィーン、ドレスデン、パリと転々としたが、後半生は大部分をフランスで過ごした。しかし望郷の思いは終生止むことがなく、死後心臓が遺言によりポーランドに持ち帰られ、埋葬された。また決して政治的に革命思想の主とはいえないが故郷を支配する列強への反発心は若い頃から強く、「美しい花畑の中に大砲が隠されている音楽」(シューマン)と評されることもしばしばである。実際ポロネーズやマズルカなどポーランドの伝統的なリズムを好んで用いた。

若い頃の肖像に見るように美男子であったためか、様々な女性との愛の遍歴も伝説も交えて多々語られている。実際彼の場合は、愛情が作曲へと昇華する典型例とも見られる。中でも男装の女流文学家ジョルジュ・サンドとの9年におよぶ交際、劇的な破局の間には「24の前奏曲集」、「幻想曲」、「バラード第4番」、「英雄ポロネーズ」、「舟歌」等数多くの傑作が生まれた。また同年代に同じくパリで活躍した大ピアニストであったリストとは違って、大ホールでの演奏を得意としなかったショパンにとっては、貴族の婦人が主催するサロンでの演奏や、貴族の子弟へのピアノ教師が生きてゆくために必要で、なおかつ心落ち着ける居場所であったのであろう。

ピアノの技術革新の時代に生きたショパンは新しい演奏技術の開拓に果敢に挑み、自身の練習の意味も込めて「練習曲集」(12曲)を2つ編んだ。一方で古典の作曲家への敬意は強く、特にバッハとモーツァルトに深く傾倒したと言われる。たとえば「前奏曲集」(24曲)は5度循環で24の全長短調を経る小品集だが、これは明らかにバッハの「平均律クラヴィーア曲集・24の前奏曲とフーガ」を意識したものである。
大曲よりは小品を好んで作曲した。多楽章作品は数える程しかない。またオーケストラ付きの作品もごく少数だ。これはピアノという表現手段にもっとも適合的な音楽形態は何であるかを、ショパンなりに熟考した結果とも考えられよう。しかしその数少ない多楽章作品ないしオーケストラ付き作品も、決して悪いできばえとは言えない。

ショパンの作品にはいろいろと逸話のあるものが多い。それらには真実の証明のないものも多い。また彼自身は同時代の有名な作曲家にして評論家でもあったシューマンとは違い、音楽作品と文筆作品(ことに詩)との融合にはあまり積極的ではなかったという。(その点をとらえて、ショパンはロマン派ではないとする見解もある。)しかし彼の作品に耳を傾けると、彼の意図を離れて、聞く者に色々な美しいイマジネーションをふくらまさせずにはおかない。その辺りに、ピアノ一本でここまで万人の心を捉える彼の音楽の特徴があるように思われる。

なお、写真に収まった最初の音楽家とされ、死の直前にルイ=オーギュスト・ビソンの手によって撮られた写真が現存している。


以上、今回のコラム、「雨音はショパンの調べ」でした。コラムの長さじゃないな、こりゃ。
リクエストくれた方、期待はずれでも石を投げないでください。いっぱいいっぱいです(土下座しながら)。

PR
この記事にコメントする
Name
Title
Color
E-Mail
URL
Comment
Password   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
無題
ウ~ム。
大変勉強になりました(^^)

ショパンといえば「別れの曲」(/_;)

富田靖子主演の「さみしんぼう」で初めて聴きました(笑)


音楽室に飾られてるベートーベンの顔って、凄くふてぶてしいよね(-_-)
冷血 2008/07/01 (Tue) 02:22 編集
無題
洋楽がないといいますが『雨音はショパンの調べ』はもともと『I like Chopin/Gazebo』なのでした(^o^)
小紅 2008/07/01 (Tue) 05:07 編集
この記事へのトラックバック
TrackbackURL:
スポンサードリンク
ブログ内検索
カレンダー
02 2026/03 04
S M T W T F S
1 2 3 5 6 7
8 9 10 11 12 14
15 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
最新CM
[03/18 七篠]
[03/18 七篠]
[03/17 七篠]
[03/17 七篠]
[03/14 七篠]
プロフィール
HN:
よしぞー
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1973/02/20
職業:
派遣社員にジョブチェンジ
趣味:
飲酒/睡眠/飲食
自己紹介:
〇マイペースじゃないと生きて行けません。

〇基本的にインドア派。

〇でも酒とうまい食い物の為ならどこでも行きます。

〇ルックス、知識、経済力、運動神経全てママンの体内に置き忘れて産まれてしまいました。

〇いわゆる低学歴低身長低収入。低スペック。

〇非モテ人生まっしぐら。

〇オンライン推奨。

〇来世でがんばろう。
アクセス解析

Template by Emile*Emilie
忍者ブログ [PR]