心霊スポットツアー２（６）

一人墓地の中を散策。

以下離れたところにいたイソの日記から抜粋。

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さて青山霊園の奥深くまで４人は進み、よしぞーくんが独りでどこかへ行ってしまいました。

残された３人は宛てもなく和気あいあいと墓地をブラブラ…

ﾊﾟｰﾝﾊﾟｰﾝ！

一同：は？

パーンパーンパーン!!!

一同：(冷汗)

後方10～15m辺りから竹刀で石を叩いている様な大きな音が。

固まる３人→無意識にその場を逃げるｗ

少し進んだ所でふと思った。

イソ：何今の音？つーか、よしぞーくんは？

佐藤＆パカ下：(首をかしげる)

イソ：電話しよう。

ﾌﾟﾙﾙ…

よしぞー：どした？

イソ：今ドコ？

よしぞー：突き当たりの道近く、明るいトコ。

イソ：(アレか？)了解。

進むビビり３名。しかしよしぞーくんは居ない…完全に動揺するボクら。

イソ：電話しよう。

ﾌﾟﾙﾙ…

よしぞー：ん？見つからない？じゃあさっき別れた場所で会おう！

パカ下：あっちだね。

そして約２分後…ようやくよしぞーくんと合流。

イソ：何かさっきスゴい音しなかった？(汗)

よしぞー：そうそう、あの音だけど俺の真後ろで鳴ってさぁ。ｽｹﾞｰビビった(汗)けどどっかの墓の卒塔婆が風でぶつかり合って鳴った音じゃないかなぁ？



確かにあり得る。

が、それほどの風が吹いてたとすれば何故他の墓からは何の音もしなかったのだろうか？しかも単音かつ相当大きな音である。

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そう。
この音。彼の日記では「真後ろ」と書いてあるが真横でなったのである。
さすがにビビッた。

かなりの音量。

なんだ？と思ってると追い討ちをかけるようにまた鳴る。

なんだろう…と思うが足は自然にその場を離れる方向へ動く。
なんというヘタレwww

その直後。

携帯に着信。
静かな霊園で聴く着信音は異様に大きく聞こえ、正直さっきの音よりビックリした。
見るとイソ。

この後は彼の日記の通り、うろうろしつつなんとか合流に成功。

ちなみに

「もう一度音の場所に行ってみよう」

というおいらの素敵なプランは満場一致で却下されますた…。



つづく