ムッツリすけべとすけべの相違（１）

某サイトにて「ﾑｯﾂﾘすけべとすけべの違いは」なんて話題があった。

調査を放棄したようなので、インターネットの力を借りて調べてみたら…。

あったよ、ドンピシャ（笑）
しかも検索件数多い！（爆笑）
みんな考えることは一緒のようだ。


よしぞーだよ。


で、本題。

【ムッツリすけべ】
ムッツリすけべとは、無口ですけべな人のこと。
「むっつり」と「すけべ」のように２つの単語をつなげて使う場合、対義語をつなぐ「AだけどB」という意味合いと類義語、同義語をつなぐ「AなうえにB（Aで更にB）」という２つの意味合いがある。
この「ムッツリすけべ」に関しては

「むっつり」
［副］口数が少なく、愛想のないさま。「始終―（と）している」
［名］口数が少なく、愛想のないこと。また、その人。「あんな―は見たことがない」

という単語を受けて、

１）無口（口数が少ない）だがスケベ（AだけどB）
２）無口（口数が少ない）うえにスケベ（Aで更にB）

と両方の意味を兼ね備える。また、

３）無関心なように装いながら実は好色

という意味でも使われるようだ。

【スケベ】
スケベとは助平のことである。その語源は「好き」を洒落て擬人化して言った「好兵衛（すきべえ）」が転じ、「すけべい」となり、現代では「すけべ」ということが多い。
転じて好色なこと、またはそのような人のこと。江戸時代に上方で使われはじめたようだ。

つまり、好色なことを隠さない人、とでも言おうか。


さて、こうなると

むっつりスケベの反対語としてスケベ、は正確には成り立たない。
「無口だけど好色」の反対語は「おしゃべりな好色」で成り立つが、「好色」の反対語は「好色でない」であって、「無口な好色」ではないのである。

つづく



ところで。


宇野くんって誰ですか？


Yahoo！知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1011458680
日本語俗語辞典
http://www.zokugo-dict.com/33mu/mutturisukebe.htm
語源由来辞典
http://gogen-allguide.com/su/sukebe.html





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