なんだったんだろ？（６）

さて。

やはり閉店後、一人でサービス残業中の深夜３：００くらいの話。

ちょっと疲れたのでコーヒーでも買いに行こうかな、と事務所を出たとき（店頭にJTとキリンの自販機がありました）のこと。

もちろん休憩室兼務なのでお茶やインスタントコーヒー、紅茶なんかは一通り（パートさんの趣味で）そろっていたんですけど。営業中…っていうかパートさんやアルバイトさんがいる時間はみんながお茶を淹れてくれるので（おいらのお茶係ってのが当番制であった。自販機やコンビニと結婚してるみたいな生活を見るに見かねてのことらしい。本人たちには迷惑…っていうか会社の給料で何やってんだ、って話もあるけど、自主的にだし。それよりも毎日婦女子のみなさんにお茶を淹れていただくなんて今じゃ考えられない。幸せな日々だったのねww）いいんですが。

自分でやるとなるとめんどくさい。


今っぽく言うなら…アレだ。











テラめんどい。








うん。これでおいらも現代人。



いや、話がそれた。

んで、事務所をでて、階段へ向かってまっすぐ歩くのだけど…なんか違和感。
うちの什器は壁面以外は基本1500mm。つまり大人なら頭が飛び出るくらいの高さ。

左側の棚の向こう側に…帽子？



え？



帽子？



帽子だけがおいらと歩調をあわせるように動いて…いや、歩いてる。
　「まさか誰かいたのか？」
高さからすると背が低めの女性か…子供。
そんなバカな。

そのまま直進すると中央を横切るための通路があるので…

　　　○帽子→
┏━━━━━━┓　　　┏━━━━━┓
┃　　　　　　┃　　　┃　　　　　┃
┗━━━━━━┛　　  ┗━━━━━┛
　　　○おいら→

（携帯閲覧優先で作ってます）

そこまでいけば左側に誰かが…！

あと5歩。

あと4歩。

あと3歩。

あと2歩。

あと1歩。

バッ！

…

…

あれ？

誰もいない。
反対側に回っても、フロア全部を見ても誰もいない。


…疲れから来る何かの見間違いだったのかな？

結局コーヒーを買って、事務所に戻ってもそれっきりソレは姿をみせませんでした。

冬、そう。ちょうど今くらいのお話。