【元旦の】心霊スポットツアー１３【樹海でボクと握手】（６）

一旦車に戻った握手一行。
口々に
「寒いー！」
と言いながら一休み。

師匠と麻実たんはさすがに寒いのか、外には出たくない様子。
仕方がないので
「ちょっと写真だけ撮ってくるわ」
といって再度車外にでました。
「じゃオレも行くー」
とイソも着いてきます。

また一番奥までいって犬が吼えたら今度こそ管理人が出てきそうなので、そこまでは行きません。


年越し樹海3

歩きながら撮影してみました。何か見えますか？
正直、暗いだけで何もわからないかもしれませんが。

次に行くときは、もっと性能のいいライトを持って行きたいと思います。

とりあえず、先ほどの小屋周辺を拠点に撮影しようー…と、ちょっとだけ樹海内に足を踏み入れることに。
ただしロープなどの命綱は車内だし、戻れなくなるのはそれこそ洒落にならないので、イソが道路でライトを照らし、単独で侵入することにしました。

これならライトを目印に戻ればいいんだもんね！

樹海とはいえ、遊歩道もあるし、GPSも携帯も使えるし、面積的には3,000ヘクタール（JR東日本の山手線に囲まれたエリアとほぼ同面積）程度なので、いざとなれば踏破できるし、自衛隊の訓練地だし…

とか思ってましたが。







正直すいませんでした。
原生林ってのをなめてました。

真っ直ぐ歩くなんてとんでもない。

木の根や枯葉、地面の凹凸が尋常じゃなく、とてもじゃないけど直進できない。
枯葉があるだけの地面かと思ったら急にへこんでて危なく怪我しそうになったり。

それに懲りて、固い地面を確かめるように進むと必然的に蛇行するという罠。

ずいぶん歩いた気がしてもう戻ろう！と思って振り向くと、それほど進んでない。
ガックリしながら戻りました。

「じゃ、次イソの番ね」
「りょうかーい」

おお、いつになく強気です！
ヘタレのイソとは思えませんww

前回の雑司ヶ谷で、
「一番後ろやだから真ん中にして」
と言い放ったというエピソードを師匠に暴露されてました。

ともかく。
今日のイソはいつもと違います。

奥へ奥へと進むイソ。

数枚写真をとりますが…
アレ？
うまく撮れない…。

おかしいな。

中々シャッターがおりず、ようやくおりたと思ったら
バシャバシャバシャッと連写しやがりました。

連写モードなんかついてないのにw

その時の写真が、コレ。









どうすか？
何か見えますか？




これがようやくちゃんと撮れた画像。

しばらくしてイソが戻ってきました。
「１０ｍくらいすすんだかな？」
「せいぜい７ｍだよwこっちからは丸見えだもん」
「ちょwそんなもんかww」

つづく