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日刊よしぞーplus:原則木曜、日曜はお休みです。

続きです。

当然、債務不履行が出ると…


つ⌒【差し押さえ】

つ⌒【競売】


ってことになります。
そうすると、当たり前ですが不動産価格は下がりますよね。

こういう風に不動産価格が下落していく過程では、これから家を買おうとしている人の心理としては…


「まだまだ下がるかもしれない。もう少し待ってみよう」


となるのは当然のこと。
買い控えが発生し、ますます家は売れなくなり、ますます状況が悪化するわけです。


ここまでくると、アメリカ経済そのものに影響が発生します。



融資していた金融機関にお金が戻ってこない。結局貸し倒れ。



証券など、派生商品の価値が下落。



この派生商品は世界中の金融機関が買っているため、打撃がアメリカのみに留まらず世界中に広がる。



金融機関への打撃の影響がプライム層へ波及。まったく関係のないところまで買い控えが発生、消費が冷え込む。


という、どっかでみたことのあるような現象が発生するわけですね。

そう。
日本のバブル期の無節操な貸付と焦げ付きそっくりです。

今回のリーマンブラザーズやそれに類する企業の経営破たんは、不動産バブルがはじけた結果なのです。


アメリカ全体の景気が冷え込めば、世界各国の景気も連動して冷え込みます。


例えば対米輸出ですが、

日本の輸出全体の約24%
カナダの84%
メキシコの86%
中国の40%

を占めているそうです。これらが数%落ち込めば


A国の対米輸出が減る



外貨収入(米ドル)が減る



収入が減るので当然輸入が減る



A国の輸入が減ると言うことは相対的にB国の輸出が減るということで…


恐怖の連鎖が始まるわけですね。



次回は株安などについて見て生きたいと思います。
 
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つづきです。 

サブプライムローンの対象者はその名の通りサブプライム層(※プライム=優遇金利に対してサブプライム=優遇金利対象外を示します)です。 

しかしその中には 

○不動産価格の上昇を見込んで無理なローンを組んだ人 
○投資のためにローンを組んだ人 

などもいたりして、この人たちは不動産価格の上昇を前提としているわけで… 
これがちょっとでも下がると、ローンが支払えない(債務不履行)状態になってしまいます。 

前回の記事(サブプライムローンとその影響(4)http://nikkanyoshizo.blog.shinobi.jp/Entry/1475/)の例で言えば、10万円の支払いですんでいるうちは問題ありませんが、いざ30万円支払わなくてはいけなくなった段階で… 

○ローンの借り換えはできない 
○かといって30万円を支払える収入もない 

という状態に陥ってしまうのです。 

日本でいえば仮に支払えなくなっても、最後までそのローンの名義人や連帯保証人が完済するのが普通です。 

ですが、サブプライムローンの本家、アメリカではさらに状況を悪化させる問題があります。 



それが、 

「ノンリコースローン」 

です。 

ノンリコースローンとは、『融資対象となる不動産のみを評価』する融資です。 

どういうことかというと、 

もし、仮に債務不履行に陥ったとしても、名義人に返済の責任が及ばず、物件(今回で言えば住宅)とそれまでに支払いしたお金を諦めさえすれば完済しなくてもすむのです。 

要するに、借りる側は安易に借りられますが、不動産価格が下がり始めると物件の投売りが多発する、という結果になってしまいます。 


ぶっちゃけると 



日本の場合 

住人「やべえwwwwもう払えねぇwwww」 

貸主「ちゃっちゃと払えやゴラァ( ` ゚Д゚)」 

住人「ちょwww一銭も払えませんてwww」 

貸主「いい度胸だゴラァ!じゃあとっととそこから出てけや!裁判起こしたる。今日からそこはウチのモンじゃ!(強制履行:動産の占有、民事執行法168条)」 

住人「貸主さんwwマジパネェっすwwwカwwンwwwwベwwwンwwwww」 

貸主「ついでに損害賠償請求もしたる。ケツの毛まで残らずぬいたるから覚悟せえや!」 

住人「オレ\(^o^)/オワタ」 



アメリカの場合 

住人「オオゥ…モウオ金アリマセーン…」 

貸主「困リマスネー…トットト払ッテクダサーイ!いえすノ顔モ三度マデネー!」 

住人「仕方ガアリマセーン…諦メテ家ヲ手放シマース!」 

貸主「イインデスカ?今マデ払ッタまねーハ戻ッテキマセンヨ!?」 

住人「モウイイデース。コレカラノ苦労ニ比ベタラマダましデース!」 

貸主「オオゥ…貸シ損デース…」 

住人「\(^o^)/ハジマタ」 

貸主「\(^o^)/オワタ」 



こんな感じですww 

続きますww 
 続けます。

前回までの解説で、あえて説明していなかった部分があります。
これを理解しないと、次に進めないので…今回はその解説。

前回の後半

『銀行「さて、たくさん融資したこのサブプライムローンを証券化して…と」
金持「おお、銀行くんじゃないか。どうしたんだね、嬉しそうな顔して」
銀行「ああ、金持さん。ちょうど良かった。今から伺おうと思ってたんです」
金持「なんだ、儲け話でもあるのか?」
銀行「そうなんです。このサブプライム証券を買いませんか?」
金持「そんなの買うかよ…」
銀行「まあ聞いてください。これ、もし不良債権化しても住民さんたちの家を担保にお金を引き出せば、損はしませんよ。もし順調に返済が進めば丸儲け。どっちに転んでも金持さんは儲かるんです」
金持「…そうか。そうだな!よし、買おう!」
銀行「毎度アリ!」

銀行(コレで貸し倒れもなくなったし、うまい具合に不動産価格も上がってるし。最高だね)

そう。
これに目をつけたアメリカの格付け会社がこの小口証券に高い格付けを与えたもんだからさあ大変。

どんどん金融機関が証券を買い、需要は膨れ上がり、さらに貸付が行われる。
これによって金融市場や不動産市場に大量のお金が流れ込み、不動産価格はさらに上昇する。
今がチャンスとばかりにさらに貸付を(ry 』



ここ、大雑把には間違いないのですが、正確に言うとちょっと違います。
この説明だと、

○なんで格付け会社が高い格付けを与えたのか
○なんで不動産価格が上昇すると貸付易くなるのか
○いくらサブプライムローンとはいえ、3年以降の高金利を支払い続けられるのか

という疑問に答えられません。


これから書いていくこと。
これが本当のサブプライムローンの姿です。
前提条件として、この時期アメリカの不動産価格は上昇傾向にあり、下落するとは思われていなかった、というモノがあります。

そこで。

一番最初の記事(http://mixi.jp/view_diary.pl?id=942509169&owner_id=5684749)を例にすると


3000万円の家を無担保で10年間のサブプライムローンで購入するとします。



最初の3年間は月々約10万円の支払い。
残りの7年間は月々約30万円の支払い。



3年後。
不動産価格の高騰により3000万円の家が4000万円になってました。
この時点で約400万円の支払いが済み、残金2600万円。
含み益は1000万円あります。

こうなると、4000万円の資産を持つことになり、2600万円のローンを払うために、もっと返済が楽なローンに変更、いわゆる「借り換え」が可能になるのです。

(ざっくり考えて)返済不能に陥った場合でも4000万で売却し、2600万円支払っても1400万手元に残る計算になるわけです。



これなら銀行も貸すし、格付け会社も高い格付けを与えるし、みんなお金を借りるし、証券は売れるんです。




ただし…
不動産価格が上昇し続ける限りは、ですが。




不動産バブルがはじけ、価格の下落が始まると…



続きます。
 銀行「いいこと考えた!市民さん、お金借りませんか?家ほしいでしょ?」 
市民「欲しいけどさ。収入少ないからローンの審査通らないよ」 
銀行「大丈夫。普通よりも審査基準が甘くて、返済もお手軽なローンがあるんです」 
市民「何それ」 

銀行「てっててってってってってー♪」 

市民「…何その効果音」 
銀行「ドラ○もんですよ、知りませんか?」 
市民「知ってるよ…ってそうじゃな…いいや、で?」 

銀行「サブプライムローン!(CV:大山のぶ代)」 

市民「何?」 
銀行「これなら、初めの3年は10%づつ返してもらえばいいです。3年後、収入が増えたら20%ずつ返してください」 
市民「おお、そりゃ楽だ。でも、審査は?」 
銀行「とりあえず普通に生活できるだけの収入があればイイッスよ」 
市民「マジで?」 
銀行「マジっす」 

こうして市民さんたちにどんどこお金を貸していく銀行さん。 

市民さんは住民さんにクラスチェンジ! 

銀行「さて、たくさん融資したこのサブプライムローンを証券化して…と」 
金持「おお、銀行くんじゃないか。どうしたんだね、嬉しそうな顔して」 
銀行「ああ、金持さん。ちょうど良かった。今から伺おうと思ってたんです」 
金持「なんだ、儲け話でもあるのか?」 
銀行「そうなんです。このサブプライム証券を買いませんか?」 
金持「そんなの買うかよ…」 
銀行「まあ聞いてください。これ、もし不良債権化しても住民さんたちの家を担保にお金を引き出せば、損はしませんよ。もし順調に返済が進めば丸儲け。どっちに転んでも金持さんは儲かるんです」 
金持「…そうか。そうだな!よし、買おう!」 
銀行「毎度アリ!」 

銀行(コレで貸し倒れもなくなったし、うまい具合に不動産価格も上がってるし。最高だね) 

そう。 
これに目をつけたアメリカの格付け会社がこの小口証券に高い格付けを与えたもんだからさあ大変。 

どんどん金融機関が証券を買い、需要は膨れ上がり、さらに貸付が行われる。 
これによって金融市場や不動産市場に大量のお金が流れ込み、不動産価格はさらに上昇する。 
今がチャンスとばかりにさらに貸付を(ry 

というエンドレスな状態が続いたのです。 
これがサブプライムローンが蔓延した理由。 



まるでバブルのようですねww 



これがはじけると… 




続きます。
今回はショートに行きますよ。

前回書いた通り、今回は

「なんでアメリカのサブプライムローン問題が日本に影響するの?」

を順序よく解説しようとしたんですが…

1つ先に説明しておかないといけないことがありました。

それは
「サブプライムローンを小口証券化した商品」
です。

マイケル・ミルトンっていう天才が考えたらしいですけど。

いつものようにざっくりと。
正確性は求めてませんが、あまりにも間違ってたら指摘お願いしまーす。


銀行「お金持ちさん、新しい商品買いませんか?」
金持「どんな商品?儲かるの?」
銀行「いえ、倒産すれすれのクズですが」
金持「なんでそんなモン買わせるんだよ!!」
銀行「…ですよねー…」
金持「ったく、何考えてんだ」
銀行「うーん…でも、これ売りたいなぁ」
金持「買わねーよ」

銀行「じゃ、こうしましょう。このクズをいくつかまとめますんで、安く買いませんか?」
金持「なんだそりゃ。クズはいくつまとめてもクズだろう」
銀行「いえいえ、ただまとめるだけじゃありません。例えば

クズA→A1、A2、A3

ついでに

クズB→B1、B2、B3
クズC→C1、C2、C3

って分けて…

A1、B1、C1

でセットにします」
金持「…で?」
銀行「それぞれ別のものですから、全部が倒産、なんてありえませんよね?」
金持「まあそうだな」
銀行「たとえどれかがダメでも他の2つで帳消し。運がよければ全部上がって…」
金持「大もうけか。それならまあいいかな」
銀行「ありがとうございます(もし全部ダメでも買ったのは金持さんだからうちは痛くもかゆくもないし…もし利益が出ればうちも儲かる。こりゃいいや)」


なんとなくおわかりですか?

クズが債権、まとめたものが小口証券。
今回はこのクズがサブプライムローン、というわけです。

この
「小口証券化されたサブプライムローン」
は意外な成長を見せるのですが、それはまた次回。
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プロフィール
HN:
よしぞー
年齢:
44
性別:
男性
誕生日:
1973/02/20
職業:
平社員
趣味:
飲酒/睡眠/飲食
自己紹介:
〇マイペースじゃないと生きて行けません。

〇基本的にインドア派。

〇でも酒とうまい食い物の為ならどこでも行きます。

〇ルックス、知識、経済力、運動神経全てママンの体内に置き忘れて産まれてしまいました。

〇いわゆる低学歴低身長低収入高脂肪。低スペック。

〇非モテ人生まっしぐら。

〇でも楽なので修正する気ゼロ。

〇オンライン推奨。

〇来世でがんばろう。
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